私が陶芸にハマる理由ってなんだろう？？？
陶芸を始めた頃は、パンを乗せる器が欲しいとか
コーヒーを飲む自分好みのカップが欲しいとか思っていました。
でも、実際に作り始めると自分の理想とはかけ離れた物が出来上がってしまう。
↑コレだって、本当はマカイ（沖縄方言でお茶碗）を作るつもりだったのに
下の部分が膨らんできて、小鉢になっちゃったよ。
（これはこれで気に入っているので、小鉢として使ってるけどね）
イメージと実際の仕上がりに大きな差があるんです。
そうなると、次こそは！とまたマカイを作る。
作ると次の問題点が出てきて、もう一つマカイを作る。
自分の理想の形ができると、今度は同じ形のをもう一つ欲しいとマカイを作る。
同じ形を、、、と思うのに全然同じ形にならない。
ので、また作る。
そうこうしているうちに、マカイだけでも数十個を超える数を作っている。
冒頭にある蚊取り線香ホルダーも同じ。
蚊取り線香ホルダー欲しいと作り始めたものの、
仕上がるとイメージと違って、蚊取り線香ホルダーだけで8個も
作成しちゃった。
（どんだけ、蚊取り線香焚くんだよ～）
自分の思い描く理想と現実（仕上がり）のギャップを埋めようとして
次から次へと作品を作っているのよね。
そして作品を作っている最中は、真剣に土の声を聴こうと必死だし
自分の手先、指先に神経を集中している。
出来上がり作品に対する思いもあるけど、
きっと作っているこの時間が好きなんだろうなぁ～。
この時間は瞑想状態に似ていて、何を考えるでもないけど
自分に向き合う時間なんだな。
思うような作品が仕上がった時の達成感はすっごく爽快♪
そして、また新たに作ってみたい作品が出てくる。
きっとこれはエンドレスなんだろうな。
なんて思いながら、今日もせっせとロクロを回しますよ。
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