自分の子供の事が分からないって思ったことありませんか?
「思春期もあると思うんやけど、全然母親の言うこと聞いてくれへん」と
Kさんは話始めました。
思春期に入ったお子さんとの関わりで、うまくコミュニケーションを
取れず困っておられました。
Kさんの気質は理論型でお子さんの気質は感覚型
気質を考える時に「循環の法則」というのを考慮する必要があります。
循環の法則が何か?というと、理解のしやすさです。
「この人の考えは手に取るようにわかる」や
「何を考えてるのか全然わからない」ってことありませんか?
一般的に、自分と同じ気質の人は理解しやすいのですが、
違う気質の場合は、相手の事が理解しにくい場合があり
それは循環の法則に従っている事が多いのです。
例えば理論型の人は行動型の人の考えはわかるけど、感覚型の人の
考えは理解しづらい。
感覚型の人は理論型の人の考えはわかるけど、
行動型の人の考えは理解しづらい。といった感じです。
なので、冒頭の理論型のKさんは感覚型のお子さんの考えが理解しづらいのです。
この場合、相手の気質に合わせた対応が必要です。
感覚型の場合は、肌で感じた感覚が優位になるので
理詰めで問い詰めたり、イエスノーを迫ったりすると
とたんにイヤになってしまいます。
特にこのお子さんの気質は、同情と共感が大切なので
問題があった場合も頭ごなしに叱らず、話を聞いてあげることが必要です。
冷静なアドバイスよりも、寄り添い温かい言葉が利きます。
このご家族の場合は旦那様が行動型でした。
行動型は感覚型の理解がしやすいので、「お父さんはお子さんを
理解しやすい気質ですよ」と説明しました。
そうしたところ、大切で絶対に聞いて欲しいことは、
お父さんからお子さんに説明してもらう事にしたようです。
それでも、思春期ですので自分の感情を素直に出すことが少なく
循環の法則から見ても、お子さんの考えが分かりにくいこともあり、
変化は見えづらいかもしれません。
それでも、気質を知って対応するのと知らないのとでは雲泥の差があると
思います。
Kさんのお子さんとの関係もどのように変化していくのか?
楽しみです、また時間をおいて関係性を確認してみたいですね。
子育てで「この子の考えてることわからないわ~」って思われている方、
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