「今年、プリセプターに任命されたんです。
でも、自分もできてないのに人を指導なんてできない😢
私、指導に向いてないんです。」
な~んて、相談をよく受けます。
うんうん、わかるよ、わかる~
自分も失敗したり、記録抜けちゃうことあるし、
自分の業務も「完璧」にできないのに、
他人を指導するなんてムリーーー!😭😭😭
って思っちゃう事ありますよね。
でも!
ちょっと待って!考えてみて!
指導する人って「完璧」でなくてはいけませんか?
「完璧な人」って誰ですか?
ベテランさん?主任さん?師長さん?看護部長さん???
いやいやいやいや、
ちょっと考えても看護業務が完璧な人っていないでしょ??
少なくとも私の周りにはいなかったよ。
尊敬できる先輩はたくさんいたけど、その方も失敗する事もあったしね。
その方の尊敬できる所って、完璧なんじゃなくて
仕事・患者に対して、同僚に対して、真摯に対応されているその態度そのものが
尊敬できる憧れの対象だったよ。
だ・か・ら
私、指導できないんです!なんて言わないでください。
貴女がプリセプターに任命されたのは、その素質があるからですよ。
・他にいなかったから。
・〇年目になったら、自動的になるから。などなど。。。
プリセプターに任命された理由は色々あるのでしょうが、
少なくとも、貴女はプリセプティーよりも業務を知っている人なのです。
たとえ、年上でも、看護師年数があなたよりも上でも、
この現場での業務を知っているのは貴女で、必ず教える事はあるはずです。
「指導できない」メンタルブロックの一つに
指導内容がブーメランのように自分に跳ね返ってくるからでしょうか?
指導したら
『アンタもできてないクセに。。。』って思われるんじゃないか?って
いえいえいえ、
あなたが指導するのは、
間違えたその物事(事実)についてのみ!です。
自分の過去の行いとか、
私ができていないとか、
相手の過去のできてないところとか、
まーーーーったく関係ありません。
出来ていなかった所、抜けていた箇所を、
ピンポイント1点についてのみ、集中して指導してください。
「ここ抜けてたから(間違えてたから)気を付けてね!」と。
1回の指導で100を語らなくても大丈夫です。
1回の指導は1点のみ、短くコンパクトに!
ピンポイントなので自分のできていない事が気になりません。
相手の行い全てを背負うことなく、今の事だけに集中するので指導しやすくなります。
また、コンパクトに指導する事で、相手が聞きやすく、受け取りやすくなります。
失敗しない人なんて、この世に存在しませんよ~
I’m OK! You’re OK!
の心意気で気楽に指導しましょ🎵
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